こんにちは。れんげです。
今回はビットコインの価値について話したいと思います。
最近、トランプ政権が仮想通貨(暗号資産)に関する法整備を積極的に進めており、ビットコインをはじめとした仮想通貨の価格が上昇してきていますよね。
そんなニュースをみてビットコインに興味を持っている人も増えてきているのではないでしょうか。
今後も価格が上がりそうだから買ってみたい。でも、「ビットコインって実体がないのに本質的な価値ってあるの?投資してもいつか暴落するんじゃない?」と思う人もたくさんいると思います。

自分もビットコインの投資を始める前は、いつか価値がゼロになってしまうんじゃないかと思って中々買おうと思う気持ちになりませんでした。
事実、ビットコインの価値について疑問を呈する人はいます。
しかし、僕はあることに気づいたことでビットコインの価値がゼロになる可能性は極めて低い、いや、なんならもっともっと価値が上がると信じることができたため、思い切って投資することができました。
その「あること」についてとは何か話していきたいと思います。
ビットコインに価値がないと言われる理由

その前に、なぜビットコインに価値がないと言われているのか。ビットコインに「価値がない」と主張する人たちが挙げる代表的な理由は、次の3点です。
- ビットコインには実体がなく裏付け資産もないから
- 価格変動が激しく通貨として機能していないから
- 規制や禁止のリスクがあるから
ビットコインには実体がなく裏付け資産もないから
皆さんご存知の通り、いわゆる金(ゴールド)や不動産などは物理的な資産という裏付けがあり有用性があります。
一方でビットコインはつまるところ情報にすぎなくて、それ自体がモノを生み出すわけでもなければ、実体ある資産に紐づいているわけではありません。
例えば、電子マネーは実体はなくただの情報ですが、日本円やドルといった法定通貨に紐づいているため法定通貨と同等の価値があると言えます。
ビットコインにはそのような裏付けはなく、単純に需要だけで価値が決まります。なので、世界中の人々がビットコインなんていらないと思ってしまえば、価値はゼロになるということです。
価格変動が激しく通貨として機能していないから
ビットコインはそもそも新しい通貨の形として誕生しました。しかし、ビットコインを実際に通貨として使っている人をみたことありますか?
あまり見かけませんよね。
なぜかというとビットコインで決済できる場所がほとんどないのに加え、そもそも価格変動が激しくて通貨として機能していないからです。
例えば、1万円を持っていたとします。昨日はその1万円あれば高級な寿司屋さんに行けたのに、今日は1万円の価値が暴落してスーパーのパック寿司も買えないなんてことがあったら最悪ですよね。

いっそのこと物々交換のほうがましでは。。
まあ、あくまで極端な例ですが、そんな感じで普段使っているお金の価値が変動したら通貨として使いたくないですよね。ビットコインは実際のところ通貨としての用途としては現状向いていません。
ただ余談ですが、最近はステーブルコインという電子マネーとビットコインのよいとこ取りみたいな仮想通貨が誕生しています。ステーブルコインは仮想通貨の特徴を持ちつつも、法定通貨の裏付けがあるため価格変動を抑えられます。
将来的にはステーブルコインが新たな通貨として普及する可能性は十分高いと思っています。
規制や禁止のリスクがあるから
ビットコインは特定の国や団体が管理しているわけではなく、個人間で自由に取引できる点が強みです。その一方で、取引記録の足取りを追うのが難しくマネーロンダリングの手段として悪用されるケースも多いです。
マネーロンダリングとは犯罪などによって不正に得た資金の出どころなどを隠ぺいして正当な手段で得た資金と見せかける行為です。
そのため、国が犯罪抑止のためビットコインの売買を規制したり禁止したりする可能性があります。実際に中国では暗号資産の取引やマイニングが禁止されています(2025年8月地点)。
せっかく高い値段でビットコインを買ったのに売買できなくなったら持っている意味がないですよね。不動産だったらそこに住めばいいですが、ビットコインはただのデータなので他の資産に変える手段がなく決済としての役割がなければ持っている意味がありません。
僕は「あること」に気づいた
ここまで読んでどう思いましたか?多くの人は

ビットコインに投資するのやっぱ怖いなあ。
と思っているのではないのでしょうか。全然問題ないです。その感覚大事にしてください。
投資をする上で大事なのは、リスクとリターンをしっかり学んだうえで自分で判断することです。「何も知らないから投資しない」より「リスクとリターンを理解した上で投資しない」という方が100倍よいです。
ただ、僕はそのリスクを承知の上でビットコインは価値がなくならない、なんなら今よりも何倍も価値が上がると確信しています。
それはあることに気づいたから。
そのあることとは、「信用こそが価値」ということです。
どうゆうことか。例えば皆さんが使っているお金って、言ってしまえばただの紙切れですよね。でもそのただの紙切れになぜ価値があるのかというと、国が発行していてその価値を担保しているからです。つまり国が発行しているお金があれば、その国ではモノやサービスに交換できるという信用があるからお金として機能しているのです。
つまり、価値というのは実体として存在しているかどうかは関係なく、それが広く信用されているかどうかが大事なのです。

お金に限らず信用できる情報や人も価値が高いってこと!
ビットコインが世界的に信用されている理由
ビットコインに価値があるのは世界中の人から信用されているから。じゃあいったい何に対して信用があるのでしょうか。
改ざんできない仕組みを持っている
ビットコインって詐欺とかで悪用されるイメージを持つかもしれませんが、実は今まで一度も改ざんされたことはございません。
なぜなら、ブロックチェーンという改ざんが非常に難しい技術を使っているから。たまにニュースで銀行で横領事件や取引記録の改ざんをして捕まったみたいな報道を聞きますよね。人が管理している限り内部の人間が横領や改ざんすることは可能です。しかし、ビットコインは特定の管理者がいるわけではなくブロックチェーンや分散管理といった「不正が難しい仕組み」で動いているため、人間がその仕組みを欺いて横領や取引記録の改ざんすることは容易ではありません。
ビットコインの改ざんがどれだけ大変かざっくり説明すると、「宝くじで毎回1億円当選しつづける」くらい大変だと思ってください。

大変とかそうゆうレベルじゃない笑
つまり、ビットコインには技術的に不正できない仕組みがあり、2009年の稼働開始以来、一度も不正が起きずに取引されているという実績が「信頼性」を生んでいます。
希少性(発行上限)がある
ビットコインは最大で2100万枚しか発行されないようにプログラムされております。そのため数に限りがあります。
一般的にお金は景気を操作するために増刷することもあります。お金が増えると聞くと一見よさそうに見えるのですが、モノの価値は変わらないのでお金の総量が増えた分、相対的にお金の価値は減ります。いわゆるインフレですね。
一方で、ビットコインは2100万枚以上発行されないので消失することはあっても総量が増えることはありません。
需要が一定以上あれば、この希少性が価値を支える要因になります。

希少性があるゴールドと性質が似ているからビットコインはデジタルゴールドと呼ばれているんだよ
国際的に需要が増えている
2020年くらいまではビットコインは資産としてあまり注目されていませんでしたが、近年では新たな資産として注目されはじめ、国や企業が積極的に購入しています。
例えばエルサルバドルでは2021年に世界で初めて国の法定通貨に導入していますし、特に最近ではトランプ政権がアメリカをビットコイン超大国にすると宣言し、仮想通貨の普及を推進しています。国だけではなく大手企業もこぞってビットコインを購入しています。
いまや世界的にビットコイン争奪戦が幕開けしたと言っても過言ではございません。
つまりアメリカ政府のような世界経済の中核に関わる機関から「資産としてのお墨付き」を得たということはなによりも信用できるポイントなのではないのでしょうか。

国がビットコインを大量に保有していたら価値を下げないように色々対策すると思います!
もちろん、将来の事は分からないので急にアメリカ政府のような巨大な組織がビットコイン反対の姿勢を見せたら状況は変わると思います。しかし、仮想通貨が普及していく流れはそう簡単に止められないので、ビットコインの価値がゼロになるなんてことは可能性としては限りなく低いです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
まとめると、ビットコインには実体として存在していませんが価値なくなりません。なぜなら、世界中の人々から信用されているから。
その信用の根底にあるのは、簡単に改ざんされないという安心感や、一定数以上増えないというルール、そして国や企業という大きな機関からのお墨付きを得られているから。
これらのゆるぎない信用があるからこそ、ビットコインには価値がありそして今後もその価値を高めていくと考えております。
実体として存在していなくても価値のあるものってたくさんありますよね。例えば、保険であったり頭の良さだったり。
それらはすべて信用があるから価値があるのです。
自分も自分の価値を高めるためにたくさんの人から信用されるような行動をとっていきたいと思います。
読んでくださりありがとうございました!

…あれ何の話していたっけ?
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